海外赴任、カナダの学校選びはどうする?

こんにちは、サクラです。

今回はカナダでの学校選びについてです。

現地の学校選びはどうする?

カナダの学校制度は州により異なり、小学校・中学校・高校の学年区分さえ違います。カナダ教育制度の概要についてカナダ大使館HPにまとめてありますので、リンクを貼ります。

 カナダの教育制度


一般に小学校以上は下記の選択肢があります。

  • 現地校(英語のみ/フレンチイマージョン/宗教系)
  • インターナショナルスクール

カナダには日本人学校はありませんが、地域により補習校があります。日本に戻ることを考えると、補習校があれば通う方が良いでしょう。現地にいると漢字学習へのモチベーションが大きく下がるので、同級生と一緒に頑張れるというのはとても良いことです。


カナダの学校の様子

外務省のキッズ向けサイトに分かりやすくまとめられています。見てみて下さい。

 カナダの学校では今 

だいたい様子が分かりましたでしょうか?


子供が小さい頃に海外赴任する場合、学校選びはそれほど気にならないかもしれません。気になるとしたら、英語サポートをしてくれるESLの有無や、フランス語教育の強弱ぐらいでしょうか。州や学校によりフランス語教育への力の入れ具合が違いますからね。英語さえままならないのに、フランス語まで、、、それでも低学年なら大丈夫なんでしょうか。


我が家のように小学校高学年、中学生の子供がいる場合は、慎重に決める必要があると思います。住居選びにも影響するので、なるべく早く決めたいですね。


実際にとても役立ったのは、次の2つ。

★帰国子女教育振興財団

 HPコチラ

帰国子女教育を専門とした方のアドバイスがもらえます。(一部有料)

現地の公立学校の情報入手や、英語学習、帰国タイミングの相談にも乗ってもらえます。

日本の教科書もこちらで受け取ってから、海外へ。


★カナダ留学フェア(春、秋に開催)

http://www.canada-ryugaku-fair.com/

2017年秋のフェア@東京 11月2日~3日

2017年秋のフェア@大阪 11月5日

カナダ大使館開催で、カナダのインターナショナルスクールが多数参加しています。すでに日本人が在籍している学校も多いようです。直接、学校の入試担当者とも会えるので、学校の雰囲気や気になることも聞けます。通訳も同伴しているので、英語が話せなくても大丈夫。今秋は、11月上旬に開催されますね。

【関連記事】

インターナショナルスクールを考えるならカナダ留学フェア


我が家の学校選び

当初、公立校も選択肢にはありましたが、帰国子女教育振興財団のアドバイスやウェブの情報だけでは判断できなかったため除外しました。実際に現地で生活してみると、住む地域によっては教育水準の高い学校があったことが分かりました。


ヒメコはカナダで高校卒業することを念頭に、一人残っても大丈夫な寮付きのインターナショナルスクールに決定。

ムサシは高校受験のタイミングで日本に帰国する予定。課外活動もできて、日本の受験勉強もできる時間的余裕のある、赴任先会社の子供達も通っている現地の私立学校に決定。


どちらの学校も個別テスト(親も含めた面接と筆記テスト:数学と英語)がありました。ヒメコの英語テストは作文でしたがそれは参考程度で、それよりは数学が重視されていました。英語は学校生活で習得していくから問題ではないと言っていましたから。ちなみに、入学までにカナダを訪れる機会がない場合、日本からスカイプを使った面接でも可でした。ご参考まで。


ムサシはもう一校インターナショナルスクールにも申込する予定でしたが、その学校にはESLがないため、授業が受けられるだけの最低限の英語力が必要でした。そのため途中で断念。


入学申込と必要書類

インターナショナルスクールや私立学校を受験する場合、日本の在籍校から英文の推薦状成績表が必要になることが多いと思います。何が必要か早めに調べ、用意可能か(書類の翻訳が必要かも含め)在籍校と確認して下さい。

また、9月入学の場合、インターナショナルスクールでは1月から2月初旬に入学申込の受付を開始します。定員に空きがないと申込できないので、早めの申込を!

もし過ぎてしまっても、諦めずに学校に聞いてみてください。


初めての海外赴任

突然の辞令、帯同?何から始める!? 夫、子供(ヒメコ、ムサシ)とのカナダ暮らし ※当サイトにはプロモーションが含まれます