カナダの算数、進み具合はどうなの?
カナダの算数のカリキュラムは?
ムサシの算数テストが返却されました。日本では平々凡々な成績でしたが、今や得意科目。小学校高学年の現時点で、日本より数年遅れている印象を受けます。
日本で先取り学習をしているので点数が良くて当然ですが、本人はハナタカ!学年でも「英語は喋れないけど算数はできる」というので有名だそうで、見知らぬ子供達から話しかけられると言っていました。
カナダの算数の進度を知りたい方は下のサイトを見てみて下さい。サイト右上でカナダの国旗を選んでください。K-12(幼稚園から高校)で学ぶ算数・国語(英語)のカリキュラムを見ることができます。オンラインの練習問題付なので、お子さんと試してみるのも良いでしょう。
入学する時のグレード選びについて
現地校に入学する時にグレード(学年)を下げる人が多いと聞きます。もちろん英語等の言語で困るからというのが理由ですが、ムサシもヒメコも学年は下げませんでした。結果的にそうして良かったと思っています。
最初の年は英語が分からないので、ほぼ空白の一年にでした。ただ、ヒメコの学校の入学担当からも「グレード9はまだ大丈夫。この一年で英語を習得すれば問題ないわよ」と言われていましたから、グレード9が大丈夫なんだから、グレード6なら尚更問題ない、と割り切りました。
英語が分からないので何を話されているのか全く理解できない、という状況から始まりました。国語も、社会も理解できず。ヒメコはディベートの授業までありましたから完全に撃沈。。。でも、2人とも算数や数学だけは自信をもって取り組めました。日本の算数が進んでいたことに感謝です。
ヒメコは途中からグレード10の数学クラスに変わりました。毎回満点で、ぬるま湯のように心地よいグレード9の授業よりは緊張感はあったようですが、まだ日本で蓄えた数学知識があります。日本では中高一貫校に通っていたので先取りしていたはずですから、それも良かったのだと思います。
これでグレードを一つ下げていたら、、、と考えると、子供たちにとって良いことは無かったでしょう。入学当初、勉強ができないとしたら英語とか語学の問題がほとんど。それを可哀そうだといってグレードを下げたとしたら、日本に戻る時にはさらにギャップが広がります。数学、漢字、古文、、、遅れを取り戻すのは大変です。普通の学生ができていることが普通にできないのですから。
海外赴任の大変なところは、いつかは日本に戻る、だからそのための準備も必要だということでしょう。移住のように現地に馴染むだけなら、それほど大変ではないはずです。もちろん、小学校低学年ぐらいまでなら日本に帰ることは気にせず、のびのびと学校生活を楽しめば良いと思いますが。
我が家の子供達の日本の勉強対策は別の記事にまとめたいと思います。
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