海外赴任: カナダに来てから半年 〜みんなちがって みんないい〜

(※2017年1月の過去記事です)

カナダに来てから半年

ずいぶんと生活は落ち着き、ここでの美味しい料理やお菓子を見つけ、生活を楽しめるようになってきました。日本食材の買い物はこのスーパー、大量買いはコストコ、、日本人の友達から情報をもらい、色々と分かってきました。子供たちの様子ですが、ずいぶん学校に馴染んだなあと思います。


11歳のムサシは

初日から嫌がることなく、楽しく学校に通っています。日本みたいなシビアなイジメなんてないし、田舎だからか皆さん優しい。それに、まだペラペラ喋れる訳じゃないので争いにもならない。


さて、人種のモザイクと言われるカナダ。多民族国家ですから、移り住む人を受け入れる土台ができています。担任の先生もダイバーシティを誇りに思っているようです。


先日、ムサシはプレゼンの授業で(知っている)詩を発表するという課題がありました。

何にしようかな~と悩んでいましたが、英語の詩なんて分からないので、日本の詩の中から。私も考えてみましたが『道程』ぐらいしか頭に浮かばず、ムサシに提案してみましたが、「そんなのヤダ!」と一蹴されました。。。


最終的に選んだのは下記の詩。親バカですが、センスいい!!と褒めましたよ。

カナダにぴったりじゃないですか? 担任の先生にも褒められたそうです。何かビビッと伝わるものがあったかな。


【みんなちがって、みんないい】by金子みすゞ

誰でも知っている有名な詩ですね。

『わたしと小鳥とすずと』というタイトルで教科書にも掲載されていました。


 私が両手をひろげても、

 お空はちっとも飛べないが、

 飛べる鳥は私のように、

 地面(じべた)を速くは走れない。    

 私がからだをゆすっても、

 きれいな音は出ないけど、

 あの鳴く鈴は私のように

 たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、

 みんなちがって、みんないい


英語訳は

"We are all different and all wonderful.”

A Little Bird, a Bell, and Me

Even though I open my arms wide,

I still can't fly the sky at all.

But a little bird who can fly,

Can't run on the ground as fast as me.

Even though I shake my body,

I still can't make a sound as beautiful as a bell,.

But that ringing bell

Doesn't know as many songs as me.

A bell, a little bird, and me,

We're all different and all wonderful.


私も好きな詩ですが、より好きになりました。

初めての海外赴任

突然の辞令、帯同?何から始める!? 夫、子供(ヒメコ、ムサシ)とのカナダ暮らし ※当サイトにはプロモーションが含まれます