カナダの学校生活一年目が終了(小学生の感想)

(2017年6月の過去記事を引越しました)

英語が全く話せないまま、現地校のグレード6に編入したムサシ。この一年の努力は大変なものだったと思います。

ヒメコとは違い、日本人が一人もいない学校でしたから、。すべて状況から体得していった一年だったはず。そんな子供に、この一年の感想、そして語学力について聞いてみました。


この一年の感想

カナダに来てよかった。これからもカナダでずっと生活したい。

カナダで生まれて育っていたら最高だったろうな。

カナダでも田舎の、この街の人々はとても親切で優しい。皆が優しくしてくれるから、自分も(心の中ではそう思っていなくても)何でも「OK」って言ってしまうんだ。。。


日本の小学校ではチクり魔が多かったので、細かいことをチクられないように周囲に気をつけて生活していたようですが、ここではそういう心配無く、絶対的に信頼できる友達が多かったから自分も優しくなれたんですね。そんなにカナダを気に入ってくれて、本当に来て良かったです。国歌のオーカナダも歌えるようになり、カナダ人になる気満々。。。

得意なことが色々とあってよかった。言葉は喋れないけど、そんなの関係ない。


算数、体育、サッカー、美術、、、幅広いジャンルで活躍できました。いずれも語学があまり関係ないことが幸いでした。勉強好きな友達、運動が得意な友達、サッカークラブの友達。沢山の友達ができました。



英語力について

最初は全く何を言っているのか分からなかったけど、冬あたり(3か月後ぐらい)から、何となく言っていることが分かるようになってきた。

その後はしばらく変化はなし。7か月が過ぎたあたりで、突然、グーンと聞き取れるようになった。知っている単語ならほぼ完壁に。知らない単語でも、推測して話を理解できる。


家では特に英語学習はしませんでした。ESLでも宿題サポートがメインで、積極的に英会話や文法を教えてもらってはいない模様。ただ、環境が環境だけに、英語は段階的に上達するようです。若いからなのか、ヒメコより格段に聞く力と発音が良い。

そして、今のムサシのヒアリング力は私を超えました。私もヒアリングに自信ありでしたが、毎日鍛えられた耳にはかなわず。語彙力もアップすれば、次の一年では完敗でしょう。

 ★赴任前のヒアリング力★ 私>夫>ヒメコ>ムサシ

 ★1年後のヒアリング力★ ムサシ>私>ヒメコ>夫


まだペラペラとは話せません。私の前ではあまり話さないので、どれだけの会話力なのかは実のところよく分かりません。友達と並んで会話しているところを見ると、コミュニケーションは取れているようです。


なかなか英語が上達しないパパへのアドバイス

『最初は出川イングリッシュでいい、勇気を出してどんどん話すのが大切だよ』


英語の準備無く、カナダに飛び込んでしまえば何とかなると思っていた私たち。参考にして下されば幸いです。

初めての海外赴任

突然の辞令、帯同?何から始める!? 夫、子供(ヒメコ、ムサシ)とのカナダ暮らし ※当サイトにはプロモーションが含まれます