カナダ現地校で1年半。英語環境にドップリ浸かれば映画スターウォーズが分かる!

今回は、英語ゼロから始めたムサシ(小6)の英語力について。

バイリンガルになれるかどうか?「10歳の壁」

1年半前は10歳だったムサシ。一般に言われるバイリンガルレベルの言語習得の臨界期が10歳ですから、ちょうどギリギリでした。

そして、1年はあっという間に過ぎ、その間にペラペラと喋り出すわけでもなく、特に大きな変化はありませんでしたが、ヒアリングの伸びだけは著しいものがありました。先日、スターウォーズの新作を友達と見に行きましたが、8~9割は理解できたようです。(スゴイ!)分からない単語は友達が意味を教えてくれたようで、ほぼ完ぺきに理解した!!と豪語しています。


1年過ぎたあたりからヒアリング以外にも変化が、、

Grade7からは担任制から専科制へと変わりました。授業ごとにクラスを移動するようになり、みんなと遊ぶ時間が少なくなっちゃった。。。と嘆いています。

さて、長い夏休みは日本に一時帰国していたため、新学期から学校に行きたくないモードに突入。「また英語か、、、」「どうせ話せなくなってる」などとネガティブな発言を連発していました。

いざ学校へ行ってみると、「やっぱり楽しい。英語も良く分かった。」と嬉しそうにしています。そしてさらに「今までより英語が分かるようになってる!」と驚いていたのです。夏休みは英語なんて忘れていましたが、しばらく熟成させたのが良かったのでしょうか?


1年3か月を過ぎたあたりから、家でも、ちょこちょこと英語が出始めました。以前は単語だけをポツリと言うことがありましたが、この頃はフレーズや文章へと進歩しました。

今では、英語を書くことにも困らなくなり、私に聞いてくることは滅多にありません。ただ、表現力に乏しいのは自分でもわかっているらしく、「but」以外に同じように使う単語は何かあるかな?といったことを聞いてきます。語彙の習得が今後の課題でしょう。


バイリンガルまであと半年!?

ヒアリング、そしてライティングができるようになると、スピーキング上達まであとちょっと。10歳の壁を超える前に始めたからでしょうか、ヒアリングしたものをそのままの音で発音できます。また、自然と単語を束にして(フレーズや文で)覚えていけるのも「10歳の壁」より前に始めた子供の特徴かもしれません。


語彙と文法をちょっと入れてあげれば、あと半年でペラペラとネイティブ並みに話し出すのではないかと思います。もともとオシャベリな方ですし。そして、そろそろ日本への帰国と帰国子女受験も念頭に、英語の資格試験の勉強を始める予定です。それについてはまた別の記事で。


おまけ:14歳でカナダに来たヒメコはどうだったか?

ヒアリングは同じように上達しましたが、発音は日本人発音のまま絶対音感持ちで耳が良いはずですが、耳が良いのと、真似して発音するのとはまた別のようです。このままだと2年いても、3年いても改善しなさそうなので、家で音読を始めました。

Z会の通信教育をやっていますが、その付録でついてきた単語集(TOEFLで出るような短い文章付き)を使って音読5回(私が発音チェック!)、文章の要約、単語テストをやっています。なかなか良い文章ですし、重要単語を網羅的に学べそう。毎日続けて、発音矯正していきたいと思います。


初めての海外赴任

突然の辞令、帯同?何から始める!? 夫、子供(ヒメコ、ムサシ)とのカナダ暮らし ※当サイトにはプロモーションが含まれます