歯科矯正、海外から転院するのは難しい?

今回はヒメコの歯科矯正について。

以前、カナダで歯科矯正をした記事を書きましたが、装置を付けてから半年ちょっとで日本に帰ることを決心。それならカナダで歯科矯正なんて始めなかったのに、、、と後悔しきりでしたが、仕方がありません。

カナダの歯科医師に連絡するとともに、日本で受け入れしてくれる医院を探しました。

カナダでの転院手続き

日本に帰ることを告げると『Congratulation!!』って。

矯正が途中になるとか、そういうことは差し置いて、日本に帰れるなんて良かったね!と喜んでくれます。うーん。。。カナダ人ぽい。そして「よし!これからはパワーアップして矯正するからね!」と、それまでの倍ぐらいの早さで矯正が進むことになりました。

さらに「会計担当が返金額を計算するからね」と言われました。

そうなんです、一括払いだったので返金されるなんて思ってませんでしたが、良心的!(契約には書いていなかったような気がするけれど・・)

矯正は24か月で完了する予定だったので、実際に治療を受けた7か月分の金額に割り引いてくれました。矯正開始時には医療保険からの補助もあったので、実質負担はほぼゼロに。

転院のための書類も作成し、受け入れ先が決まったらメールで送ってくれるのです。


日本での受け入れ先探し

夏の一時帰国時に受け入れ先を探さなければならないので、メールでいくつかの医院に連絡しました。できれば装置も引き継いで使いたいと伝えますが、見てみないと何とも言えないとのこと。対応の良かった2つの医院で無料カウンセリングを予約しました。どちらも英語の転院引継ぎ書類を扱える先生がいました。

海外の事例にも詳しそうなA歯科(ワイヤー矯正専門)

流行りのインビザラインは扱わず、ワイヤー矯正を推している医院。取扱いワイヤーの種類も多いので期待しましたが、ヒメコと同じものは取扱い無く、一度装置を外して新しいものを付けなおすのが良いとのこと。(今の装置も使えるが、何かあったときに部品交換ができないそうです)費用は90万円前後、高い!

さらに「奥歯が一部高さが低い所があるので、外科手術が必要かもしれない。検査した方が良い」と言われて驚きました。


インビザラインもワイヤーも取り扱いがあるB歯科

ホームページを見る限りは良さそうでしたが、矯正医は月に数日しか来ないとのこと。学校が忙しくなるので、予約が難しそう。カウンセリングは取りやめました。


あとはここしかない(ヒメコが矯正第一期に通ったC歯科)

すがる思いでカウンセリング予約したC医院。ワイヤー矯正を続けたい意向とは反対にインビザライン専門の医院。

温かく迎えてくれて、ワイヤー矯正を続けたいならゴム替えぐらいはできると言ってくれました。ただ、やはり部品の扱いが無いので何かの時にはサポートできなくなるとのこと。インビザラインなら今は凄く進化していて、昔の様に時間がかからず、装着感も良くなっているんですって。

費用は、インビザラインでも、ワイヤー継続でも、しばらくワイヤー継続して途中からインビザに変更でも、どれも同じ値段でやってもらえる。通常は100万前後かかるけど、以前患者だったので、その割引もしてくれるなど好待遇。よくよく考え、今のワイヤーを外してインビザラインをすることに決定。

A歯科で言われた奥歯の高さが合わない歯については、スキマができれば出てくると思うから様子をみようと言われました。このような高さの矯正については、ワイヤーよりはインビザの方が得意なのだそうです(今では段々と高さが揃ってきています!手術しなくて良かった!!)


最後に

C医院の言う事に流されたような感じもありますが、、現在はインビザラインで良かったなと思っています。国内引越の時は紹介状を書いてもらえる医院もあるそうですね。

海外引越だと、そのまま装置を使い続けるのは、かなり難しいことが分かりました。海外で矯正をやり遂げるか、国内でやり直しをするか。転院が決まったら、なるべく多くの医院に相談するのが良いと思いました。先生によって治療方針も違いますから、自分にぴったりの医院を探しましょう。

初めての海外赴任

突然の辞令、帯同?何から始める!? 夫、子供(ヒメコ、ムサシ)とのカナダ暮らし ※当サイトにはプロモーションが含まれます