海外赴任、帯同するか単身赴任かは赴任地と家族の状況を考慮して決定
今回は帯同か、単身赴任か、、、について。
突然の海外赴任の辞令
皆さんはどう受け止めますか?喜び、驚き、戸惑い、、、様々な感情がドッと押し寄せるのではないでしょうか。願っても無いチャンス!と思う方もいれば、なんで今頃!?という方もいるでしょう。
我が家にとっては、夫にとってはキャリアを広げる「チャンス!」。私と子供たちにとっては「なんで今頃!?」でした。家は購入してまだ数年。私の仕事は順調であとちょっとで昇格。子供達は高校まではエスカレーター式に進学して後は大学受験、それまでノンビリという状況。そんな、ある意味安定した生活を捨て、カナダに引越!?
夫から辞令の報告を受け、とりあえず「帯同します」と答えたものの、考えれば考えるほど行きたくない理由が出てくる。仕事はどうしようか。子供たちの教育は?就学前だったら迷うことはなかったかもしれない。
この2つをクリアしないと最終判断はできません。
仕事を辞める?
忙しい時期なので退職なんて本当に言い出しにくい。とりあえず、海外赴任経験者の上司に相談。
仕事は何とかなるから行ってきなさい!子供たちにとっても大きなチャンスだよ
案外あっさりとOK。しかも応援してくれる。復職についても可能性を残してくれました。
なんていい人なんだろう。。。
➡ 一歩、「帯同」に前進!
教育について
赴任地さえ安全なら、子供が小さければ迷わず行くという方が多いでしょう。それは正解だと思います。やはり家族は皆が一緒に暮らすのが良いからです。
中高生など、子供が大きいとどうでしょうか。安易には決定できません。赴任期間と帰国のタイミングを考慮に入れてお子さんと話してみてください。(以下、語学力無しで行くことを前提に書いています)
赴任期間が2年超なら、赴任地が住みやすければ帯同を考えるのではないでしょうか。語学習得に2年程度はかかるようなので、語学習得という目的は達成できるでしょう。通わせたい学校が見つかれば尚更良いです。ただ、年頃の子供達の意思も尊重すべきだと思います。本人が納得していないと、苦しい時に現地で頑張れません。学年が上がれば友達付き合いも複雑になります。苦しむのは本人ですから。
そして帰国のタイミングです。
帰国時に中学生以上になる予定ならよく考えましょう。特に高校の途中で帰国する場合、もう義務教育ではないので事前調査が必要です。編入できる学校があるかが重要。それば無理なら、赴任地で卒業するという選択肢はあるか、それとも先に帰国して高校受験に備えるのか、、、出口戦略が必要です。
我が家ではどうしたか
夫は家事ができないので、単身赴任は無理。赴任地の治安は悪くない。赴任期間は3年超なので子供達は英語は習得できるだろう、私も復職できるかも、ということで「帯同」前提に検討。
子供の人生はまだまだ未知数。最初は学校を退学するのがもったいないと思ったけど、そんなのは親のエゴ。現地でしか体験できないこと(苦労も含めて)の方がこれからの子供達にとって遥かに重要で貴重なんですよね。
子供達は大反対だったけど、やはり父親と一緒に暮らしたいという気持ちがあり、英語がでれば将来の選択肢が広がる、カッコいいよ(という私の洗脳)を受け入れ、賛成してくれました。学校の友達と離れるのを一番嫌がって嫌がっていましたね。
後は出口戦略です。
◆ヒメコは中学生なので、帰国時には高校生。選択肢は2つ。
- 現地で卒業する(赴任終了の方が早ければ、残って学校の寮生活)
- (英語が苦手だったので)英語がどうにもダメな場合は、1年で帰国し元の学校に編入。祖父母宅から通学する
◆ムサシは小学校高学年。帰国は恐らく中学生の時で高校受験が控えている。選択肢は3つ。
- 赴任途中で先に私と帰国し、高校受験準備をする
- 日本の高校受験準備を現地でやり、高校入学と共に帰国する
- (日本の受験勉強がキビしそうなら)どこかの全寮制インターナショナルスクールへ
1年経過したけど、今のところ二人とも1番目の選択肢になる見込み。
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